2026.04.16

Qlean Dataset、感情音声データセット「日本人・2話者・感情対話音声」を提供開始

〜4感情×スタジオ収録の2話者対話コーパス、約15時間・商用利用可。SERモデル構築・感情適応LLM・表現力TTSのファインチューニングに活用可能。GENIAC採択企業のVisual Bankが提供〜

Visual Bank株式会社(東京都港区、代表取締役CEO 永井真之)は、傘下の株式会社アマナイメージズを通じて展開するAI学習用データソリューション「Qlean Dataset(キュリンデータセット)」において、「日本人・2話者・感情対話音声データセット」の提供を開始します。

■ 感情音声データセットとは

感情音声データセットとは、喜び・怒り・悲しみといった感情ラベルが付与された音声コーパスです。SERモデルの学習・評価、LLMの感情理解向上、感情表現を伴うTTSモデルの構築を目的とした機械学習データとして活用されます。特に2話者間の対話形式を収録したデータは、相槌・感情の起伏・話者間のイントネーション同期など、単一話者コーパスでは取得困難な音声的特徴を含む点で希少性が高いです。

■ 「日本人・2話者・感情対話音声データセット」の概要

20代〜70代の日本人ペア15組による、エキサイト・怒り・悲しみ・喜びの4感情を込めた自然対話をスタジオ収録しています。台本読み上げではなく2話者が相互に影響し合う対話形式を採用しており、相槌・感情の起伏・話者間のイントネーション同期など実社会のコミュニケーションに不可欠な音声的特徴を網羅しています。ビットレート等のメタ情報も付与済みです。

データ種別

音声(2話者対話形式)

被写物属性

20代〜70代の日本人ペア15組

データ容量

10GB

データ件数

63ファイル

データ形式

mp3

感情

4種類(エキサイト、excite、怒り:anger、悲しみ:sorrow、喜び:joy)

収録時間

約15時間(1点あたり20分程度)

収録環境

スタジオ

利用用途

商用利用可能

サンプルデータはこちら:https://qleandataset.visual-bank.co.jp/lineup/ds-051

■ よくある質問(FAQ)

Q. 感情音声データセットはSER(音声感情認識)開発にどう使えますか?

A. 感情ラベル付きの対話音声を用いて、基本周波数(F0)やスペクトル特徴量から感情を推定するアルゴリズムの学習・評価に利用できます。2話者間の感情変化を含むため、単一話者コーパスよりも実環境に近い条件でのSERモデル検証が可能です。

Q. LLM・マルチモーダルAI開発での活用シーンは?

A. 感情ラベル付き対話テキストを用いた感情理解タスクの学習・評価データとして活用できます。コンテキストに応じた感情表現の生成や、音声・テキスト・感情ラベルを組み合わせたマルチモーダルモデルの構築に対応します。

Q. TTS(音声合成)への活用は可能ですか?

A. VITS・StyleTTSなどへのファインチューニングに活用可能です。4感情×スタジオ品質の自然なプロソディを持つ対話音声により、感情表現力の高いAIキャラクターやバーチャルアシスタントの音声生成エンジンを構築できます。

Q. 話者分離(Diarization)研究にも使えますか?

A. はい。2話者が交互に発話する対話構造のため、クリーンな環境下での話者分離精度検証や、感情変化が話者識別に与える影響の分析に活用できます。

Q. 感情種類や収録条件のカスタマイズは可能ですか?

A. はい。追加感情の収録や特定年齢層・シチュエーション限定の対話収集など、開発要件に応じたカスタムデータ収集に対応しています。

「日本人・2話者・感情対話音声データセット」のユースケースイメージ

▷ SER(音声感情認識)モデルの学習・精度検証

感情ラベル付き2話者対話音声を用いて、F0・MFCCなどの音響特徴量から感情を推定するモデルを学習・評価。単一話者コーパスでは捉えられない話者間感情同期の影響も検証できます。

▷ 感情適応LLM・マルチモーダルAIの構築

音声・転写テキスト・感情ラベルの三要素を組み合わせ、コンテキスト依存の感情理解タスクの学習データとして活用。感情→標準応答のスタイル変換モデルや感情推定マルチモーダルモデルの開発に対応します。

▷ 表現力豊かなTTS・対話AIのファインチューニング

4感情×スタジオ品質の自然なプロソディを持つ音声データをVITS・StyleTTSなどにファインチューニングし、感情表現力の高いAIキャラクター・バーチャルアシスタントの音声生成エンジンを構築できます。

▷ コンタクトセンター向け感情分析エンジンの開発

顧客の不満(怒り)・満足(喜び)を自動検知するSERモデルの教師データとして活用。Google STT・Amazon Transcribeと組み合わせたリアルタイム感情アラートシステムの実装に対応します。

▷ 話者分離(Speaker Diarization)精度検証

2話者交互発話構造を活用し、クリーン環境でのDiarizationモデルのベンチマーク測定や、感情状態が話者識別精度に与える影響の定量評価に使用できます。

『Qlean Dataset(キュリンデータセット)』について

『Qlean Dataset』は、Visual Bank傘下の株式会社アマナイメージズが提供する権利クリア・商用利用可能なAI学習用データソリューションです。
音声・画像・動画・3D・テキストなど多様な形式に対応し、基盤モデル開発者をはじめとするAI開発者が、法的リスクなく高品質なデータを調達・活用できる環境を提供しています。
国内外のデータホルダーや、ラジオ・新聞社・通信社等のメディアとの協業により、業界特化・トレンド直結のデータラインナップ『AIデータレシピ』を随時追加中です。既存データは最短2営業日で納品し、その他カスタム収録・収集にも対応しています。
Qlean Datasetサイト:https://qleandataset.visual-bank.co.jp/
AIデータレシピ:https://qleandataset.visual-bank.co.jp/lineup
お問い合せ

Visual Bank株式会社

AI開発力を最大化する次世代型データインフラを構築・提供するスタートアップ企業として、「あらゆるデータの可能性を解き放つ」をミッションに掲げ事業活動を展開。漫画家の「もっと描きたい!」をサポートするAI補助ツールを提供する『THE PEN』、AI学習用データセット開発サービス『Qlean Dataset(キュリンデータセット)』を提供する株式会社アマナイメージズを100%子会社に持つ。
また、Visual Bankは国の研究開発プログラム「GENIAC」にも採択され、社会実装に向けた取り組みを加速させています。

代表取締役CEO:永井 真之
所在地:〒107-0062 東京都港区南青山7-1-7 C-Cube南青山ビル6F
Visual Bank企業URL:https://visual-bank.co.jp/
アマナイメージズ企業URL:https://amanaimages.com/about/

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